私がしくじればあなたたちも消されるのよ。

マリ

川景子KEIKO KITAGAWA

モデルエージェンシー“ピュアハート”のオーナー。だが店の実態は若い女性を男たちにあっせんする風俗店。北城の愛人でもあり、失踪した麗子の行方に深くかかわるなど、謎多き美女。


Comment

はじめにお話をいただいた時は1も2もすごく好きな作品だったので、「このシリーズに参加できるんだ」ということが素直に嬉しかったです。実際に大泉さんと松田さんとお会いして、生で探偵と高田のコンビを拝見したときは本当に映画を観ているようで心が躍りました。
私は今回からの参加なので最初は少しアウェイな感じがあるのかなと思っていたのですが、キャストやスタッフの皆さんに温かく迎え入れていただいて、毎日すごく楽しく撮影することができました。大泉さんは常に作品全体のことを考えてらっしゃるとても聡明な方で、すべてのシーンで助けられましたね。シリーズを通しての関連性とか一貫性は大切にしたいなと思っている中で、「探偵はこういう現場ですから!」ってなんでも教えて下さいました。お芝居に関しても、テンションを保つのが大変な場面でエキストラさんにお声がけをして撮影の環境を整えて下さったりとか。すごく気にかけていただいて、本当に助かりました。大泉さんだからできたって思うシーンばかりです。TVだといつも冗談ばかり言ってるようなイメージかもしれませんが、とてもかっこよくて男らしい方でした(笑)
マリという人物については、本を読み進めるうちにイメージ自体はとても明確にできていた気がしています。そこから実際に役者さんたちとお芝居をしていく中で「あ、マリはこの時こういう気持ちだったんじゃないかな」って演じながら発見する部分もありました。感情の振れ幅が大きく、色々な一面があったのですが、一人でも生きて行けそうな強さを持ちながらも、探偵が「この女、ほっとけないな」って思うような儚さだったり、壊れやすそうな雰囲気は大事にして演じました。
私が演じたマリが依頼をしてしまったことから、探偵は命の危険に何度もさらされ、翻弄されていきます。私は個人的には初めてピストルを持ったりとか、ちょっと怒鳴ったりとか(笑)いわゆる悪女のような謎の多い女性を演じさせてもらったことは、大きな挑戦でした。毎回探偵とヒロインのプラトニックな絆や、恋愛に似た刹那的な男女の関係がすごく美しいなと思っていたので、その1作目と2作目の雰囲気が好きな方に満足してもらえると嬉しいです。


Profile

1986年8月22日生まれ、兵庫県出身。2003年女優デビュー。06年に森田芳光監督の『間宮兄弟』で映画初出演。以後、数々のドラマ・映画で主演やヒロインとしての出演作が続き、人気・実力を兼ね備えた女優として活躍。主な出演作に『ハンサム★スーツ』(08)、『真夏のオリオン』(09)、『花のあと』(10)、『パラダイス・キス』(11)、『謎解きはディナーのあとで』(13)、『ルームメイト』(13)、『ジャッジ』(14)、『悪夢ちゃん The 夢ovie』(14)、『愛を積むひと』(15)、『HERO』(15)、『の・ようなもの のようなもの』(16)、『破門 ふたりのヤクビョーガミ』(17)、『君の膵臓をたべたい』(17)がある。また、18年にはNHK大河ドラマ「西郷どん」への出演も控えている。