絶対に生きて帰るぞ。

探偵

YO OIZUMI

ススキノのすべてを知る“プライベートアイ”。行きつけのバー=ケラー・オオハタを根城とし、気が向けばどんな依頼も受ける。ついに携帯電話を購入したらしいが、携帯を携帯する習慣がないため高田のスマホを借りることが多い。相変わらず車の免許は持たず、美女にはめっぽう弱い。


Comment

2作目が終わった時に3作目をやることは決定してたんですけど、そこからより良いものを!ということで台本作りなどをじっくりとやらせていただきました。そして、ついに最高に面白いものが出来上がる時がきたということで、約4年ぶりに帰ってくる探偵に高揚しております。
今回は今までの『探偵はBARにいる』の良いところを踏襲しながらも、少し大人の『探偵はBARにいる』に仕上がっているんじゃないかなと思います。特に、北川さん演じるヒロインの振り幅が広く、謎めいた悪女で強烈なんだけど、どこか切なく感じる部分もあったり…。アクションでも新しいことに挑戦しています。でも、いつもの探偵らしさはもちろん存分にあります。探偵と高田のやりとりは相変わらずで面白いな、と思いました。シリーズに毎回お決まりである【探偵が酷い目に遭うシーン】ももちろん健在です。今回は海を利用していまして…。脚本を読んだ時には、このシーンは一体どうやって撮るんだろう!僕は死んじゃうぞ!と思ったくらいで、(撮影当時)43歳の僕にできる、ギリギリのシーンになっていると思います(笑)
4年振りの龍平くんは相変わらず素晴らしいですね。個人的にはより面白い人になっている気がしています。今回は高田の今まで見たことが無い面がたくさん出てくるし、波留との一騎打ちもありますから、その辺りも見どころの一つです。僕としては『探偵はBARにいる』が、気付いたら高田が主人公の『ベスト・キッド』みたいになる展開だけは避けたいと思っています(笑)
探偵のヒロインは毎回美しいですが、今回の北川さんも文句なしに美しいですね。彼女とシーンを重ねるごとに、必死に生きているマリの姿がとても魅力的にかっこよく思えてきました。
吉田監督とは初めてのお仕事ですが、自分のプランを押し付けず僕ら役者のアイディアを取り入れてくださる方。最終的に監督が出されるジャッジがいつも見事に的を射ているので、大変信頼して撮影することができました。
もうホントに待ちに待ったといいましょうか、私の周りのファンの皆様だけではなく、業界の中でも『探偵3』やらないの?なんてお話をいただいていましたし、そのたびに嬉しいなと思っていました。今まで以上に面白いものになってると思います。そういう我々 の「やりたかった!」という想いを全力でぶつけて、最高の映画になると思っています。どうぞ皆様、ご期待ください!


Profile

1973年4月3日生まれ、北海道出身。北海道発の深夜番組「水曜どうでしょう」(HTB/96~)でブレイク。演劇ユニット“TEAM NACS”に所属。シリーズ1作目『探偵はBARにいる』(11)では日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、第35回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。主な映画出演作に『アフタースクール』(08)、『しあわせのパン』(12)、『清州会議』(13)、『晴天の霹靂』(14)、『駆込み女と駆出し男』(15)、『アイアムアヒーロー』(16)、『東京喰種 トーキョーグール』(17)がある。18年には“TEAM NACS”本公演「PARAMUSHIR~信じ続けた士魂の旗を掲げて」を控えている。