札幌・ススキノ。この街の裏も表も知り尽くした探偵(大泉洋)は、相変わらず相棒兼運転手の高田(松田龍平)とヤバい仕事で日銭を稼ぐ毎日を送っていた。そんなある日、常連のショーパブ「トムボーイズ・パーティ」のホステス?であり友人のマサコちゃん(ゴリ)が撲殺死体で発見される。
いっこうに進まない警察の捜査。世間の関心も薄れる中、重度の“病”から復帰した探偵がついに動き出すが、仲間たちの対応はなぜかぎこちない。
それもそのはず、事件の背後にはカリスマ政治家・橡脇孝一郎(渡部篤郎)と、原発利権に絡んだ政界&裏社会の思惑が渦巻いているというのだ。
とはいえ相手が誰だろうが友人のためには引き下がるはずもない探偵。
そんな探偵にある夜、不審な女が近づいてくる。女の正体は巷で人気の美人ヴァイオリニスト・河島弓子(尾野真千子)。聞けばマサコちゃんは弓子の熱烈なファンで、弓子にとっても大事な存在だったそうだ。
憎き犯人を自力で捕まえてやると意気込む弓子に、自分の“依頼人”となり大人しくしているよう説得する探偵。
だが弓子のトンデモない本性に振り回され、探偵と高田は3つの集団から追われるハメに…。
ススキノにいることに危険を感じ始めた矢先、事件の糸口を掴んだ探偵&高田、そしてなぜか弓子の3人は、高田号(高田の愛車)を走らせ一路“鉄の街”室蘭へ――。