INTRODUCTION

東直己の小説「ススキノ探偵」シリーズを実写化した、映画『探偵はBARにいる』最新作。大泉洋演じる探偵と、松田龍平演じるその相棒・高田が、雪に閉ざされた北の町を舞台に、過去と現在が複雑に絡み合う事件の真相に迫る。

ふたりをトラブルに巻き込む依頼人は、鈴木京香演じる探偵のかつての恋人。シリーズで初めて、探偵と深い関係にあったヒロインが登場し、これまで描かれてこなかった探偵の新たな一面を浮き彫りにする。

監督は、『孤狼の血』、『死刑にいたる病』などを手がける白石和彌。脚本は、シリーズ全作を担当する古沢良太。バディの軽妙な掛け合い、ハードかつエンタテインメントなアクション、加速するミステリー展開に加え、本作では“ほろ苦い大人のロマンス”が全編を貫き、シリーズの新境地を切り拓く。

北の町で起きた事件を追ううちに、大きな陰謀に巻き込まれていく探偵と高田。そして、探偵は自身の過去と深く向き合うことに──

2026年12月25日、かつての恋は、消えることのない愛に変わる。

STORY

探偵(大泉洋)のもとに舞い込んだ、かつての恋人・純子(鈴木京香)からの依頼。ある人に手紙を届けてほしいという。
25年前、突然姿を消した彼女に複雑な思いを抱えながらも、雪に閉ざされた北の町・ 斗古誕とこたんへ向かう探偵。
同じ頃、相棒・高田(松田龍平)も、女子高校生・アケミ(蒔田彩珠)を家に帰すという依頼を受けて斗古誕に向かっていた。
町長の奥寺雄太郎(山本耕史)が陣頭に立ち、さらなる発展を目指す斗古誕。
しかしその裏では、前町長の不審死や少年失踪事件といった不穏な影が町を覆っていた。
交わるはずのなかった“ふたつの依頼”は複雑に絡み合い、やがて探偵と高田は、黒い陰謀へと足を踏み入れてしまう。

「ふたりの復讐」

純子の言葉の真意は。そして、探偵と高田が白い雪の果てに見る真実とは──

CAST

          STAFF

          監督 / 白石和彌

          Profile

          北海道出身。1995年に中村幻児監督主催の映像塾に参加したのち、若松孝二監督に師事。助監督時代を経て、ノンフィクションベストセラー小説を実写化した『凶悪』(13)で第37回日本アカデミー賞優秀作品賞と監督賞ほか各映画賞を総なめした。さらに、2017年に『彼女がその名を知らない鳥たち』でブルーリボン賞監督賞を受賞すると、翌年も『孤狼の血』を含む3作品で同賞を受賞。近年の主な監督作に、『孤狼の血 LEVEL2』(21)、『死刑にいたる病』(22)、「極悪女王」(Netflix/24)、『十一人の賊軍』(24)等がある。

          脚本 / 古沢良太

          Profile

          2002年、「アシ!」でテレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー。『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)では、山崎貴監督と共同で脚本を手掛け、第29回日本アカデミー賞で最優秀脚本賞を受賞した。さらに『探偵はBARにいる』(11)では第35回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。そのほか多くの作品で脚本賞を獲得。映画・ドラマ問わず、舞台作品や小説など幅広く活躍している。近年手掛けた主な作品に、「コンフィデンスマンJP」シリーズ(CX/18~)、「どうする家康」(NHK/23)、『レジェンド&バタフライ』(23)、「ラムネモンキー」(CX/26)等がある。

          ORIGINAL

          東直己

          原作:「探偵は吹雪の果てに」

          Profile

          北海道出身。1992年『探偵はバーにいる』で作家デビュー。本作にはじまる〈ススキノ探偵〉シリーズは、12作を数え、累計160万部を超える人気シリーズとなる。ほかにも、〈探偵・畝原シリーズ〉、エッセイ、ルポルタージュなど著作多数。その多くは札幌・北海道が舞台となっている。2001年、『残光』で第54回日本推理作家協会賞の〈長編および連作短編集部門〉賞を受賞した。